金利の読み方

フラット35の金利推移の調べ方:公式資料の数字を試算に使う手順

【フラット35】の借入金利の推移は住宅金融支援機構の公式サイトで期間別に公表されています。資料の探し方と、その金利を返済額の比較に使うときの注意点をまとめます。

この記事のポイント

  • 【フラット35】の過去の借入金利は、住宅金融支援機構のサイトで期間別のPDFとして公表されています。
  • 金利は借入期間・融資率・金融機関などで異なるため、資料の数字は水準の目安です。
  • 推移資料で確認した水準は、固定金利の仮の値として比較ツールに入れられます。
  • 過去の推移は将来の予測ではなく、最新の金利は公式サイトや金融機関で確認します。

公式の推移資料はどこにあるか

【フラット35】の過去の借入金利は、住宅金融支援機構の「【フラット35】借入金利の推移」ページで、2003年10月以降の期間ごとのPDFとして公表されています。2026年10月4日に確認した時点では、2023年4月以降の資料のほか、2021年4月〜2023年3月、2017年10月〜2021年3月など、8つの期間に分かれていました。

同ページには、掲載している借入金利は過去の推移であり、将来の金利を予測・約束するものではないという注記があります。本サイトは同サイトの利用規約に従い、金利の一覧を転載せず、公式資料へのリンクで案内しています。

自分の条件に合う数字を選ぶ

【フラット35】の金利は、借入期間や融資率、利用する金融機関などの条件によって異なります。推移資料を見るときは、まず資料に記載された区分のうち自分の検討条件に当てはまるものを選び、どの月に適用される金利かを確認してください。同じ月でも金融機関によって金利が違う場合があるため、資料の数字は「その時期の水準を知る目安」として扱うのが安全です。

実際に借りる場合の金利は、申込先の金融機関が示す条件と、融資実行時点の金利で決まります。資料の過去の数字をそのまま自分の契約金利とみなさないでください。

過去の水準を「固定金利」の比較に使う

推移資料の数字は、返済額の比較で「固定金利ならこの程度」という仮の値を置くときに役立ちます。たとえば、推移資料で確認した水準を変動金利と固定金利の比較の「固定金利」に入れ、変動金利の上がり方をいくつか変えてみると、総支払額が逆転する上昇幅の目安が分かります。

借入額ごとの月々の返済額をざっと見たいときは、返済額早見表で金利と期間の交点を確認できます。早見表の金利は計算用の区切りで、【フラット35】の実際の金利ではありません。

3,000万円・35年の毎月返済額(金利の計算例)
  1. 年1.0%84,686円
  2. 年1.5%91,856円
  3. 年2.0%99,379円
  4. 年2.5%107,249円

金利は計算用の区切りで、【フラット35】の実際の金利ではありません。
元利均等・毎月返済で本サイトの計算式により算出(金利は計算例で、市場金利や予測ではありません)。

グラフの数値を表で見る
3,000万円・35年の毎月返済額(金利の計算例)
条件毎月の返済額総返済額利息の合計
年1.0%84,686円35,567,733円5,567,733円
年1.5%91,856円38,578,882円8,578,882円
年2.0%99,379円41,738,779円11,738,779円
年2.5%107,249円45,043,939円15,043,939円

過去の推移は将来の予測ではない

過去に金利が低かった時期や上がった時期の数字を並べても、これから同じ動きをするとは限りません。推移を見る目的は、金利が実際にどの程度の幅で動いてきたかを知り、試算のシナリオを極端すぎない範囲で組むことにあります。

本サイトの計算は、入力した金利が一定、またはあなたが指定した上がり方をするという仮定に基づくものです。将来の金利や特定の商品の有利不利を判断するものではありません。

最新の金利を確認するときは

今月の【フラット35】の金利は、住宅金融支援機構の公式サイトや取扱金融機関の案内で確認してください。確認した日付と、借入期間・融資率などの条件をメモしておくと、あとで別の条件と比べるときに混同を防げます。

確認した金利で月々の返済額を計算するには金利上昇シミュレーションの「現在の金利」に入れ、比べたい金利を「比べたい金利」に入れます。返済中のローンを【フラット35】へ借り換える場合は、諸費用を含めて借り換えシミュレーションで比べられます。

参照した情報

本記事は一般的な仕組みと計算の読み方を説明します。契約の条件は金融機関の書類で確認してください。